2018-10-01

【ノンフィクション小説】えりの場合(1/4)

こんばんは!小さなおじさんです。

 

今回は、私が過去に口説き落とした女性とのやり取りをノンフィクション小説という形で書き綴ってみた。

拙い文章と、あいまいな記憶で申し訳ないが、何かの参考になれば幸いだ。

 


 

その日の夜、私は仕事関係の人と飲んでいた。

そこは飾り気のない、どこにでもある居酒屋だ。

魚が新鮮で、刺身が美味しいので、ちょくちょく通っていた。

行きつけと言えば行きつけの店である。

 

「○○君(私の名前)、もう一軒行こうか!」

ひとしきり会話も盛り上がった後、先方から飲み屋へ場所を移す合図が入った。

彼はデザイン系の会社の社長で、歳は上であったが、気さくな人で、仕事上の付き合いというか、飲み仲間に近いものがあった。

 

「いいですね。行きましょう!」

私は2つ返事で、それに呼応した。

 

特に2人とも当てはなかったので、何度か立ち寄ったことのある、ほど近い飲み屋に行くことにした。

飲み屋の種類としては、ラウンジだろうか。

ただ、その店には指名制度があった。

 

店に入るとボーイらしき男が声を掛けてきた。

「いらっしゃいませ!」

「2人だけど大丈夫?」

「はい、大丈夫ですよ。ご指名は?」

「いや、特にない。フリーで。」

いつもながらのやり取りで、ボックス席に通された。

 

女性が席に来るまでのわずか数分。

今日はどんな女性に出会えるのだろうか。

このときのワクワクはフリーの醍醐味でもある。

ふと先方の社長を見るとニヤニヤしていた。

人の振り見て我が振り直せ。

私は顔の表情をクールに引き締めた。

 

「いらっしゃいませ~」

まずは1人目の女性が席に来た。

細身でかわいい系というよりはきれい系で、ちょっとツンとした感じの美人な女性であった。

 

「あ、そっちに座っていいよ。」

この女性は、先方の社長のタイプだったので、私は社長の隣に座るように促した。

この社長とは長年飲んでいるので、私は既に社長のタイプが分かっていた。

 

「いらっしゃいませ~」

遅れて2人目の女性が登場。

小柄で、目が大きくて、今度はきれい系というよりはかわいい系。

巻き髪にネイルの女子力高めな感じ。

何より脚が細くきれいな女性であった。

 

完全に余談ではあるが、私が女性の体で魅力を感じるのは、胸でもなく、お尻でもなく、脚だ。

完全に余談ではあるが。

 

彼女は私のタイプの女性だ。

「よし!今日の引きは悪くないな。」

そう、心の中で思いながら、私は再び顔の表情をクールに引き締めた。

 

ノンフィクション小説 えりの場合 全4回

   

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