2019-04-04

飲み屋の女性には口説かないことこそ最大の口説きだった

 

こんばんは!小さなおじさんです。

 

今日はいつもより少し仕事が早く片付いたので、ふらっと飲み屋に足を運んできた。

会いに行ったのは、お目当ての女性というわけではなく、どちらかと言うと、昔からの馴染みの女性だ。

彼女のことはもう知り過ぎてしまったので、私にとっては今さら口説き落とす対象ではない。

ただ、彼女とは男女の関係を意識せず、落ち着いて話ができる。

だから、たまに会いに行く。

 

そんな彼女が私に、こう告げてきた。

「実はね、最近、彼氏できたんだ。」と。

 

「へえ、よかったな。」

「で、どんな男?」

 

「それがね、店のお客さん。」

 

どうやら、彼女は店の客と付き合うことになったようだ。

男が店の客でなかったら、話はそこで終わりだっただろうが、私は少し興味が湧いた。

そして、よくよく話を聞いてみると、その男は週に1回ほどのペースで店に来てはいたが、一切口説く素振りを見せなかったとのことだった。

そのうち彼女は「いったいこのお客さんは、何しに店に来ているのだろう?」と疑問にも思ったが、同時に好感も持ったらしい。

 

そう、これぞまさしくジェントルマンメソッドなのだ。

飲み屋では酒の勢いに任せて、女性を口説こうとする男たちばかりだ。

そして、女性たちはその口説きをどうやってうまくかわすかに苦心している。

だから、店内では口説こうとしないだけで、女性たちはその男にプラス評価を与える。

他の客とは違うと見るようになる。

 

そして彼女はこう続けた。

「それから食事に誘われて、最初は、まあいいかって感じで会ってたんだけど、それからだんだんと・・・。」

 

もうこの先の話は聞かなくても、だいたい結末はわかった。

絵に描いたようなジェントルマンメソッドからのファイナルフェーズへの流れだった。

彼女は他の客とは違って、なかなか口説く素振りを見せないその男が、気になって仕方がなかったと言うのだ。

 

飲み屋の女性と男女の関係になるには、おそらくこの流れが最も確率がよいと思う。

いや、この流れしかないのかもしれない。

やはり、飲み屋の女性には口説かないことこそ最大の口説きとなるのだ。

 

そして、なぜか私は上機嫌で飲み屋をあとにした。

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